美味くも不味くもないフードコートで食べたい

あの場所はフードコートって名前でいいのか。

ショピングモールの中にある軽食コーナーだ。

今はもう、どこに行っても同じような店しかなくなってしまい、わざわざ行く意味がなくなってしまった。

フードコートが美味すぎるのはなんかもったいない気がするというか。薄ぼんやりした締まりの無い味を食べてぼーっとするのが良かったのである。

よく考えると、もはや郊外のショッピングモールはほぼイオンモールという状況である。どこに行っても何しても同じ体験を得られるというのはいいのかもしれないが、わざわざ行く張り合いがない。

『あっちに新しいイオンが出来たから行ってみよう！』って言われても、結局は同じ店しか廻らないのに、そのくせすごく待たされるのである。アホらしい。

フードコートといえば、銀紙に包まれた謎のお好み焼きが美味しかった記憶がある。あれは、たしかダイエーの中にあった記憶がある。

調べると、今は相模原に残った店舗があるらしいね。

そこまで探さなくても、ヨーカドーのポッポでもいいんだけど、もはやそこすら探さないと見つけられなくなってしまった。

ポッポの馬鹿でかいポテトを食べたいよなぁ。

味が薄っぺらい醤油ラーメンも食べたい。

そういえば、ポッポはソフトクリーム落としても新しいのに取り替えてくれるという気が利いたサービスが有って、子供の頃は『神かよ』って思った（当時は神なんて言わないが）

でも、買ってもらったソフトクリーム、大切に食べてたから落とすことなんてなかったまま、僕は大人になってしまったなぁ。